三谷幸喜の新作映画の製作が決定!深津絵里、西田敏行出演の『ステキな金縛り』
映画『THE 有頂天ホテル』で観客動員470万人、興行収入60億8,000万円を上げた三谷幸喜監督の新作映画『ステキな金縛り』の製作が決定した。
今回もキャスト陣は超豪華! 三谷監督作品常連となっている深津絵里、西田敏行のほか、三谷監督映画初出演の阿部寛、竹内結子、浅野忠信、中井貴一が参加。また恒例のゲスト出演者たちも、その豪華っぷりに拍車を掛けており、唐沢寿明、深田恭子が出演。さらに篠原涼子が映画『THE 有頂天ホテル』のヨーコとして、佐藤浩市が映画『ザ・マジックアワー』の村田大樹として出演するという。
三谷監督は、今回も「もちろんコメディーです」と前置きした上で、本作を「法廷サスペンスでもあり、幽霊ファンタジーでもあり、そして最後はぐっとくる感動ドラマでもあります」と表現している。なんでも、深津が将来性ゼロの三流弁護士エミを演じ、西田が深津の担当する殺人事件の唯一の目撃者、幽霊の落ち武者、更科六兵衛を演じるという三谷監督ならではの設定だ。そのほか、阿部は弁護士事務所のボスを、竹内は殺害された資産家の妻とその妹を一人二役で演じ、西田演じる更科六兵衛の子孫を浅野が、敏腕検事を中井が演じる。
5月30日にクランクインした本作で、すでに撮影現場を笑いの渦に巻き込んでいるという西田は、「三谷監督とはこれで3作目ですが、三谷コメディーの神髄に触れられるような、三谷コメディーの最高のレベルの作品に達したいなと意気込んでおります。万人が笑ってくれて、万人が幸せな気持ちになってくれるような作品になったらと思います」と本作に太鼓判を押し、その成功を祈った。
三谷監督は、「タイトルは『ステキな金縛り』。何だかわからないですよね。確かなのは、この映画を観れば、金縛りのイメージが変わるということ。ちなみに愛称は『ステカナ』でお願いします」とそのタイトルについて言及しているが、深津は本作のタイトルについて、三谷作品でしかあり得ないと一蹴(いっしゅう)するも、「金縛りがステキかどうかはわかりませんが、ステキな共演者の皆さんと、ステキな作品になるようがんばりたいと思います」と意気込みを語った。
早くも撮影現場の様子と、監督、キャストのコメントからその連帯感が伝わってくる、『ステカナ』。2011年秋、注目の作品となることは間違いない。
映画『ステキな金縛り』は2011年秋より公開予定