高良健吾、いじられキャラが定着!大事なアレを忘れて、松田翔太たちからいっせいに突っ込み!
3日、新宿ピカデリーで映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の完成披露試写会が行われ、松田翔太、高良健吾、安藤サクラ、新井浩文、大森立嗣監督が登壇した。
この日は一般の観客へのお披露目ということもあって、晴れやかな顔をして登場した登壇者たちだったが、高良だけが一人そわそわした様子。すかさず松田が「実は、舞台にスペシャルなものを持ってくるはずだったのに(舞台袖に)忘れてきたんですよ(笑)。『これは翔太くんには持たせられないよ』とか言っていたのに」と暴露すると、「冷や汗かきました」とうつむく高良。最近ではイジられキャラとして確立されつつある高良を、ここぞとばかりに、「やっちゃったね~」などといじる出演者たち。その後、高良が持って出るはずだったニッカポッカがスタッフから無事に手渡され、サイン入りでプレゼントをすることが発表されると、会場は「ほしい~!」の大合唱となった。
舞台あいさつに立った新井は「僕は二人(松田と高良)をいじめる、めちゃくちゃ嫌なヤツの役なんですけど、ほんとは嫌なヤツじゃないとそこだけ言っておこうかなと。翔太とは付き合いも長いし、普段は仲がいいんですけど(劇中では)あそこまでいじめる演技もできるんだぞ、と映画を観る前に言っておきたいですね(笑)」と釈明していた。また安藤は「カヨちゃんは、いろいろな形容の仕方がありますが、ひとつ挙げると、ワキガのカヨちゃんとも言えます。でもわたしは本当はワキガじゃないらしいですよ(笑)。そこはわたしも皆さんが観る前に言っておかないと」と必死に訴えると松田がすかさず「ワキガじゃないよ」とささやくような色っぽい声でコメント。そんな優しい松田の姿に、会場のファンのハートはメロメロになっていた。
今回のイベントでは、ケンタとジュンがハンマーで車を破壊するという本作のハイライトシーンを再現すべく、ステージ中央にブロック塀を設置。劇中で実際に使用された8キロのハンマーを使用して、松田と高良がそのブロックを壊すというパフォーマンスが披露された。このパフォーマンスには劇場側が渋ったものの交渉の末、何とか披露できるようになったというだけあって、粉塵舞い散る非常に迫力のあるパフォーマンスだった。
本作は、孤児院で兄弟のように育った若者たちが、刑務所に収監されている兄に会うために旅に出かける青春ストーリー。松田翔太、高良健吾、安藤サクラら注目の若手俳優たちが、気迫あふれる演技力で現代社会を生きる若者たちが抱える孤独やいら立ち、そして希望と絶望を体現している。
映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日より新宿ピカデリーほかにて公開