『セックス・アンド・ザ・シティ3』は高校生のキャリーを描く青春物語に?
先日、『セックス・アンド・ザ・シティ2』の日本公開に先駆け、主演のサラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイビス、シンシア・ニクソンが、監督のマイケル・パトリック・キングと共に来日したが、主演の4人はシリーズ3作目には出演しないかもしれない。
情報番組E Online!のオーストラリア版が伝えたところによると、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』のシリーズ3作目は、キャリーの高校時代を描くとのこと。すでに、シリーズの生みの親である原作者キャンディス・ブシュネルの小説「SEX AND THE CITY キャリーの日記」を脚色する作業に入っており、製作するニューライン・シネマも、「SEX AND THE CITY キャリーの日記」はテレビシリーズではなく、映画として公開しようと乗り気なようだ。
日本でも、5月25日に刊行された小説「SEX AND THE CITY キャリーの日記」は、シリーズを通してサラ・ジェシカ・パーカーが演じてきた主人公のキャリー・ブラッドショーが、コネティカット州の田舎町で、高校生活をエンジョイしていた17歳のときを描いている。恋や友情に悩みながらも、自分の夢を叶えようと前向きな高校生のキャリーは、SATCのファンだけでなく、若者にも受けており、すでに続編小説の執筆も開始されたことが明らかになっている。
映画は、シリーズ3作目となるが、シリーズ以前のことを描く前章(プリクエル)となり、『セックス・アンド・ザ・シティ』のティーン物語だと、今から盛りあがっている。サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイビス、シンシア・ニクソンという主演の4人が出演しないのは残念だが、高校生のキャリーもスクリーンでみてみたいものだ。そして、高校生版キャリーは誰が演じるか、気になるところだ。
映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』は6月 4日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開