キーラ・ナイトレイのストーカー男、起訴取り下げとなり釈放される

　キーラ・ナイトレイにストーカー行為を働いたとして訴えられた男が、起訴を取り下げられ釈放されることになってしまった。

　裁判にかけられていたのはイギリスに住むポーランド国籍の男で、2月にキーラが舞台「人間嫌い」に出演していた際、ロンドンの劇場の外でたびたびうろついているところを一般人が不審に思い、警察に通報した。男はその場で逮捕され、ストーカー行為の疑いで起訴された。男は、キーラにプレゼントやメッセージを渡そうとして劇場に通いつめていたといわれている。当時キーラはこの男の行為に対して、声明の中で「心配しているし、不安に感じている」と延べ、身の危険を感じている様子だった。

　男の起訴が取り下げられたのは、キーラが裁判で証言台に立つスケジュールが立たなかったため。検察側は、キーラが証言台に立てる日取りを決めようとしていたが、国内外での映画の撮影など多忙な日々を送るキーラは仕事の都合で裁判に出席する予定が立てられなかった。裁判所によると、キーラ側からの申し立てだけが唯一の証拠であるにも関わらず、キーラ側が裁判に出席してその申し立てを行えないことから、裁判は終了となり男は釈放されることになったという。ストーカー男が釈放されてしまったことで、キーラは今後アメリカへ移住することも考えているとも報じられている。