スタッフとの確執?「24 TWENTY FOUR」の女性大統領がエミー賞レースから辞退
テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」で女性大統領アリソン・テイラーを演じたチェリー・ジョーンズが、エミー賞レースへの参加を辞退した。
チェリーは昨年、同じ役でエミー賞ドラマ部門の主演女優賞を獲得。今年も同じ役でノミネートされたが、自ら辞退を申し出たという。一部メディアでは、自分のキャラクターのストーリーが気に入らなかったからと言われ、インタビューでスタッフとの確執があったことを思わせる発言もしている。「シーズンも終わりになると、プロデューサーは脳死状態も同然。一生懸命頑張っているんだけど、ストーリーがちゃんとした弧を描くように盛り上がらないの。普通のテレビドラマでは、ストーリーが描かれた弧の盛り上がりに沿って展開をしていくし、それに従ってキャラクターも動かされていくわ。でも、この番組のプロデューサーは一番ショッキングな方向に向かわせようとするの」と批判的なコメントをエンターテインメント・ウィークリーにしている。
テレビドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」のキャサリン・ハイグルも2008年に「自分の演技を十分に引き出す脚本を与えられなかった」と、ノミネートされたにもかかわらず辞退をして話題となった。チェリーもキャサリン同様、賞よりも女優としてのプライドを大事にすることを態度で示す形となった。