映画初出演の金メダリスト上野由岐子、サムライブルーに金メダル級のエール!「相手に気持ちで負けないで」
2008年北京オリンピック金メダリストのソフトボール投手、上野由岐子が19日、東京・新宿バルト9で行われた映画『ソフトボーイ』の初日舞台あいさつにスペシャルゲストとして登場し、「相手は優勝候補ですが、相手に気持ちで負けない一面を見せてほしい。日本はきずなで勝てるチーム」とサッカーワールドカップのオランダ戦を控えたサムライブルーこと、日本代表選手たちにエールを送った。
ソフトボールに青春を懸ける高校生たちをさわやかに描いた本作で、映画デビューを果たした上野は、「演技は試合より緊張しました」とコメント。とあるシーンでは、プロの役者のアドリブに翻ろうされたそうで、「一瞬、頭が真っ白になりました」と勝手が違う女優業を振り返った。また、上野は「ソフトボールを取り上げていただけるのは、選手としてとてもうれしいこと。ぜひ『ソフトボーイ』とソフトボールを皆さんの力で広めていただければ」とあいさつした。
『ソフトボーイ』は佐賀県の高校での実話をモチーフに、県内初の男子ソフトボール部を創部すれば全国大会に出場できると軽いノリで始めたソフトボールを通じて成長していく高校生たちの姿を描く青春物語。初日舞台あいさつには主演の永山絢斗、賀来賢人、加治将樹、中村織央、そして豊島圭介監督が登壇した。
映画『ソフトボーイ』は全国公開中