ジブリ新作『借りぐらしのアリエッティ』ついに完成!場面写真が解禁!
7月17日に公開されるスタジオジブリ最新作、映画『借りぐらしのアリエッティ』のあらたな場面写真9枚が解禁され、その全ぼうが明らかになった。
『借りぐらしのアリエッティ』は、病気療養のため、母の育った古い屋敷にやってきた12歳の人間の少年・翔と、床下に暮らす小人の少女・アリエッティの出会いと別れの物語。志田未来、神木隆之介ほか、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林という豪華声優陣でも話題を集めている。
毎回魅力的なキャラクターでも観客たちを楽しませてくれるジブリ作品だが、今回神木が声を担当する翔も、映画『耳をすませば』の天沢聖司をほうふつさせる精悍(せいかん)な顔立ち。一方のアリエッティは、映画『風の谷のナウシカ』のナウシカをほうふつとさせる凛(りん)とした顔付きの少女で、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏も、「対極に見えながらもナウシカと同じように時代が必要とするキャラクター」とナウシカとの共通点を明かしている。
アリエッティは、床上に住む人間の世界から、気付かれないように、自分たちに必要な分だけ、少しずつ借りてきて暮らす「借りぐらしの小人」。14歳で、父と母との3人暮らしをしているという。今回解禁された画像の中には、床上の人間の世界に「借り」に出掛けるアリエッティが、楽しそうに釘、ホチキスの芯、ゼムクリップなどを物色している姿も含まれている。
そんなアリエッティが出入り口となっている床下を歩いている姿からは、本作に描かれる「小人の視点から見た人間の世界」というユニークな世界観も垣間見ることができる。
4月17日より発売された前売券の劇場販売数は、6月13日時点で5万4,405枚。映画『崖の上のポニョ』との対比で、307%も売り上げているという本作。6月末の映画完成を前に明らかにされたその世界観に、さらに期待が高まることだろう。
映画『借りぐらしのアリエッティ』は7月17日より全国公開