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アリエッティの声演じた志田未来、ジブリ鈴木プロデューサーから「ちょっとわがまま」と評される?

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怒ってもかわいい志田未来
怒ってもかわいい志田未来

 スタジオジブリの新作映画『借りぐらしのアリエッティ』の完成披露試写会が1日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主人公アリエッティの声を務めた志田未来、共演の神木隆之介鈴木敏夫プロデューサー、そして本作が初メガホンの米林宏昌監督が舞台あいさつに立った。

映画『借りぐらしのアリエッティ』写真ギャラリー

 志田にとっては、今回が初めてのアニメ声優。小さいころからジブリ作品を観て育ったといい、「とてもうれしかったです」と笑顔でコメントした。アフレコ前には企画・脚本を手掛ける宮崎駿と対面し、「印象に残っているのは、宮崎監督が『僕は物忘れが激しいんだけど、アリエッティっていう名前だけは覚えていた』とおっしゃっていたこと。とてもプレッシャーだった」と振り返った。

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 一方、鈴木プロデューサーは、志田と神木について「切ない感じがうまくいったなぁ。本当に二人はハマり役」と太鼓判を押したが、志田の第一印象を「会ってすぐわかった。未来ちゃんはちょっとわがままで自分勝手。まさにアリエッティそのもの」と評す一幕も。これには志田も少し顔を赤らめながら、「そんなことないです」とかわいく怒って見せた。さらに最後のあいさつでは「わたしが演じたことで、ちょっとわがままなアリエッティが伝われば」と発言し、鈴木プロデューサーを恐縮させていた。

 『借りぐらしのアリエッティ』はメアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、宮崎駿が企画・脚本を手掛けたスタジオジブリ最新作。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移し、古い家の床下に暮らす小人・アリエッティ(志田)と人間の少年・翔(神木)との交流を切ないタッチで描いている。

映画『借りぐらしのアリエッティ』は7月17日より全国公開

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