スパイク・リー、2年ぶりの監督作!タイトルは『ナガサキ・デッドライン』
2008年の映画『セントアンナの奇跡』以来、監督業から遠ざかっていたスパイク・リーが、久しぶりにメガホンを握ることが明らかにになった。
ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodやエンターテインメント・ウィークリー誌など複数のメディアが伝えたところによると、リー監督が新作映画『ナガサキ・デッドライ』(原題)でメガホンを取るとのこと。映画は、FBI捜査官が、アメリカ全土の掌握をもくろむテロリストの計画を止めるために、歴史上の事件に隠された謎を解読するアクションスリラーだ。タイトルのナガサキから、第二次世界大戦時の映画かと思われがちだが、映画の舞台は現代で、撮影は来年からアメリカ東海岸で行われ、リー監督の映画『インサイド・マン』のようなスリリングな映画になる。
本作は、2008年頃から企画されていたもので、当初は『007 カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベルが監督に決まっていた。脚本は、『コラテラル・ダメージ』のピーター&デヴィッド・グリフィスが執筆し、『父親たちの星条旗』のウィリアム・ブロイルズ・Jr.がリライトしている。プロデュースは、『アバター』のジョン・ランドー、『タイタニック』のレイ・サンキーニ、『旅するジーンズと16歳の夏』のキーラ・デイヴィスがあたる。
今年の5月には、ニューヨークのタイムズスクエアで爆弾テロ未遂事件が起きており、本作が公開されれば、テロリストからの攻撃を恐れているアメリカ社会で大きな反響を起こすことは必至といえよう。