ジュード・ロウがマーティン・スコセッシ監督の3D映画へ出演決定
マーティン・スコセッシ監督の次回監督映画『ユゴー・カブレ』(原題)の撮影が、6月29日からロンドンで開始された。それにともない、本作を製作するソニー・ピクチャーズが、新たな出演者をプレスリリースで明らかにした。
プレスリリースによれば、これまで出演が明らかになっていた、サシャ・バロン・コーエン、ベン・キングズレー、エイサ・バターフィールド、クロエ・モレッツに加えて、ジュード・ロウ、クリストファー・リー、レイ・ウィンストン、リチャード・グリフィス、ヘレン・マクロリー、フランシス・デ・ラ・トゥーアが出演することが正式発表された。
また、映画のタイトルが、本作の原作であるブライアン・セルズニックの児童書「ユゴーの不思議な発明(The Invention of Hugo Cabaret)」の題名から、短く『ユゴー・カブレ』(原題)に変更されたことも明らかになった。
物語は、1930年代のパリを舞台に、12歳の孤児ユゴー・カブレが、壊れたからくり人形の秘密を調べているうちに、不思議な少女と出会い、すべての秘密が明らかになったとき、夢へとつながる物語が幕を開けるファンタジーだ。主人公のユゴー役は、子役のエイサ・バターフィールドがふんし、不思議な少女イザベルをクロエ・モレッツ、ユゴーが部品調達のために訪れるおもちゃ屋の店主をベン・キングズレーが演じる。脚本は、『アビエイター』と『グラディエーター』でアカデミー脚本賞にノミネートされているジョン・ローガンが執筆する。本作のプロデューサーには、スコセッシ監督のほか、ジョニー・デップ、グラハム・キング、ティム・ヘディントンが名を連ね、映画は3D映画として製作される。撮影はロンドンとパリで行われ、2011年12月の全米公開を予定している。