アンジェリーナ・ジョリー、妊娠時のエクササイズだけでなくバイクアクションもブラピ仕込み!
新作『ソルト』(7月31日公開)の記者会見のため、アンジェリーナ・ジョリーがメキシコのカンクンに到着。CIAの職員ながら、ロシアのスパイの疑惑をかけられるというヒロイン役は、アンジーのたっての希望によって実現したと語ってくれた。
「わたしはジェームズ・ボンドのような役を演じたいという夢があったの。それを知っていたエイミー・パスカル(ソニー・ピクチャーズのプロデューサー)が『あなたのボンドが見つかったわよ』とオファーしてくれたのが、このソルト役。役づくりでは、実際にCIAに勤務していた女性にも会ったわ」
映画に関する質問が続くうち、このカンクンには子どもたちも連れて来ているのだとアンジーは自ら明かしてくれた。「子どもたちは偶然、カンクンのホテルで『ソルト』の予告編を観てしまったの。シャイロはわたしの髪が自分と同じブロンドになったことを喜び、パックスはママが大ケガをしてしまったと思ってショックを受けてたわ。だから『だいじょうぶ、ママはちゃんとここにいるでしょう』と説明しなくてはならなかった。とくに今回のソルト役は髪の長さも変わったりして、子どもたちも混乱しているみたい。でも今は、そんなこと忘れてプールで遊んでいるわよ(笑)」
たしかに子どもたちも混乱するほどのアンジーの変身は、本作の大きな見どころになっている。さらに今回はソルトの激しいアクションについて、パートナーであるブラッド・ピットの助けもあったというアンジー。
「ブラッドはいつもわたしをサポートしてくれる。妊娠したときのエクササイズも手伝ってくれたし、わたしたちが出会った『Mr.&Mrs.スミス』もアクション映画だから、ワークアウトには慣れたカップルなの(笑)。今回はオートバイに乗るアクションを一緒に練習してもらったわ」こうサラリと語るアンジーの幸せな表情からは、ブラピとの関係が“空気のように自然”になったことが伝わってきた。(取材・文/斉藤博昭)
映画『ソルト』は7月31日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開