織田裕二、万感の思い胸に迫る…故いかりや長介さんに思いをはせ「和久さんにも観てほしい」
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の初日舞台あいさつが3日、東京・有楽町の日劇1で行われ、主演の織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、小栗旬、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、脚本を手掛ける君塚良一、そして本広克行監督が出席した。
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』写真ギャラリー
客席後方の扉から、織田ら「踊る」チームの面々が登場すると、ファンが一斉に駆け寄り握手攻め。その熱狂ぶりにキャスト陣は、改めて今シリーズへの熱い支持をかみ締めていた。織田は7年ぶりの新作公開に、「こんなにお待たせして申し訳ない。この映画が生まれるまでには紆余曲折あった」としんみり告白し、2004年に亡くなった和久平八郎役の故いかりや長介さんへの思いを切々とコメント。「和久さんを僕ららしく送り出すという意味でも、大切に作った作品。ぜひ和久さんにも観てほしいですね」と天を仰ぎながら語ると、客席からは大きな拍手が沸き起こった。
ユースケは「オイース!オイース!!」といかりやさん調のあいさつで、客席を盛り上げ、北村は客席後方を指差しながら、「あっ、和久さん。観に来てくれたんですか!」と声をかけるなど、それぞれにいかりやさんへのオマージュを捧げていた。また、柳葉は「室井は辛かった……けれど青島のおかげで首がつながった。また次回、参加できるような気がしてきた」と次回作への意欲を見せていた。
なお、この日の舞台あいさつは全国41劇場で生中継され、約1万人のファンがキャスト陣のトークを楽しんだ。
『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は、過去2作がいずれも興行収入100億円を超えた大ヒットムービー『踊る大捜査線』シリーズの第3弾。強行犯係係長に昇格した青島が、新しい湾岸署への引っ越しを命じられる中、金庫破り、バスジャック、殺人事件、爆弾予告など8つの事件が同時発生。やがて、新湾岸署を占拠した犯人が、かつて青島が逮捕した犯罪者の解放を要求する。
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は全国公開中