『トワイライト』テイラー・ロートナー、『X-メン』最新作でビースト役?
マーベルの人気コミックを映画化した大ヒット映画シリーズ『X-メン』の最新作へ、『トワイライト』の人気俳優が参加するかもしれない。
テイラー・ロートナー出演映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』場面写真
ハリウッドニュースサイトShowbiz 411のロジャー・フリードマンによると、最新作『X-メン:ファースト・クラス』(原題)でビースト役に決まっていたベンジャミン・ウォーカーが出演を辞退したため、本作を製作する20世紀フォックスは新たな出演者を探しているとのこと。本作には、すでにジェームズ・マカヴォイとマイケル・ファスベンダーの出演が決まっているが、若い観客を惹きつける出演者として、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のテイラー・ロートナーを空席となったビースト役にという声があがっているそうだ。
20世紀フォックスといえば、大ヒットが予想されていたトム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演映画『ナイト&デイ』、80年代の人気ドラマを映画化した『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』、オーウェン・ウィルソン主演の犬映画『マーマデューク』(原題)が全米の興行成績で期待はずれの結果に終わってしまったために、これまで以上に『X-メン』最新作への期待度があがったのはいうまでもない。そこで名前があがったのが、『トワイライト』のジェイコブ・ブラック役で、世界中の女性のハートを掴んでいるテイラーだ。テイラーなら、シリーズ最新作『トワイライト・サーガ エクリプス』も全米で大ヒット中で、ティーンの観客を呼び込むのは間違いないが、テイラーの主演が決まっているアクション・スリラー映画『アブダクション』(原題)と撮影時期が重なりそうで、今後の動向に注目だ。
最新作『X-メン:ファースト・クラス』(原題)は、シリーズの原点といえる作品で、若き日のプロフェッサーXとマグニートーの2人が、自らが持つ超人的能力に気づくことから物語は始まる。初代X-メンメンバーである、サイクロップス、ビースト、ジーン、アイスマン、エンジェルも登場する。『スターダスト』のマシュー・ヴォーン監督がメガホンを取り、ブライアン・シンガーがプロデューサーとして参加する。
テイラーが候補にあがっているビーストは、野獣のような外見とは対照的に、優れた思考能力を持ち、どんな時でもユーモアを欠かさないキャラクターである。『トワイライト』シリーズで人狼を演じたテイラーが、青い毛皮におおわれた怪力のミュータントであるビーストを演じるのは面白いかもしれない。