ウィル・スミス、旧約聖書の「カインとアベル」を題材にした吸血鬼映画で主演
先日、探検家で、神経学者でもあるS・アレン・カウンター博士の物語の映画化を進めていることが明らかになったばかりのウィル・スミスが、今度は旧約聖書を題材にした吸血鬼映画へ出演することが明らかになった。
ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodが独占スクープとして伝えたところによると、ウィルが新作映画『ザ・レジェンド・オブ・カイン』(原題)で主演と製作を務めるとのこと。日本ではあまり馴染みがないが、カインは、旧約聖書「創世記」に登場する人類最初の兄弟カインとアベルの兄のことだ。映画は、弟アベルに嫉妬した兄カインが、弟を殺してしまった有名な物語を吸血鬼風に展開させるという。
映画は、ウィルと妻のジェイダ・ピンケット=スミス、ケン・ストヴィッツ、ジェームズ・ラシターがプロデュースし、脚本はジェイダの弟であるケイレブ・ピンケットとダニエル・クナウフが執筆し、『ワールド・トレード・センター』のアンドレア・バーロフがリライトする予定だ。
本作は、ウィルがジェイダと所有している制作会社オーバーブルック・エンターテインメントが製作し、同社ではこのほか『ペーパー・ウイングス』(原題)という新作を企画している。先日、『ペーパー・ウイングス』(原題)の台本読みのために、ウィルとジェイダ、トム・クルーズ、アナ・ケンドリックらが集まり大きな話題となった。ほかに、マイロ・ヴィンティミリア、トム・アーノルド、トム・スケリット、テイト・ドノヴァン、エリック・デイン、チャド・マイケル・マーレイ、ジョニー ガレッキも同席したと伝えられており、全員の出演が決まったわけではないが、プロデューサーとしても才能を持つウィルだからこそ出来るキャスティングといえるだろう。『ペーパー・ウイングス』(原題)は、今年の3月頃から製作が報じられている期待作で、ロデオチャンピオンと女性カントリーシンガーの恋を描くラブストーリーだ。ヒロイン候補には、オスカー女優リース・ウィザースプーンの名前があがっており、トムとリースが共演するのではとうわさされている。