ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、破局報道をしたメディアから賠償金を勝ち取る
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが、ふたりが破局したと報じたニューズ・オブ・ザ・ワールド紙から損害賠償金を勝ち取った。賠償金額は明らかにされていないが、同紙を発行する「ニューズ・グループ・ニュースペーパーズ」が賠償金の支払いに合意したという。
ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙は、今年1月、二人が離婚のため昨年末に弁護士を訪れ、子どもの親権問題や財産配分について合意したと報道。記事では、子どもたちはアンジーと暮らすが、ブラッドにも面会権が与えられるとも報じられている。さらに次号では、この話を漏らしたのは誰か、ということをめぐりふたりが喧嘩になった、と報じた。ブラッドとアンジーはこれに対し、謝罪と記事の取り消しを要求したが、ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙がこれを拒否したため、法的措置をとることに。
裁判はロンドンの高等裁判所で行われ、二人は直接裁判所には出廷してない。二人の弁護士は、記事には明らかにされる必要のないふたりの私生活が記されている、と語り、その上で、「ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙の記事内容は虚偽であり、プライバシー侵害にあたる」と申し立てた。今回の勝訴をうけ、弁護側は「これでブラッドとアンジェリーナに関するうわさは終わるだろう」と語っている。二人は賠償金をジョリー・ピット基金に寄付するという。