ダーレン・アロノフスキー監督、第67回ヴェネチア国際映画祭のオープニングを飾る
9月に開催される第67回ヴェネチア国際映画祭で、ダーレン・アロノフスキー監督の新作映画『ブラック・スワン』(原題)がオープニング上映を飾ることになった。
アロノフスキー監督は、2006年に『ファウンテン 永遠につづく愛』で初めてヴェネチア国際映画祭のコンペ部門に出品したが、この時は評判がかんばしくなかった。しかし2008年、『レスラー』で2度目のコンペ出品をすると、見事、最高賞の金獅子賞を獲得。今回は3度目のコンペ出品となる。
映画『ブラック・スワン』(原題)は、ニューヨークのバレエ界の舞台裏を描くドラマで、ナタリー・ポートマン、ウィノナ・ライダー、ヴァンサン・カッセルが出演。アロノフスキー監督は「キャストもクルーも大変喜んでいる。ヴェネチアの素晴らしい観衆に向けてプレミアが出来ること、あの素晴らしい赤絨毯を歩けることを誇りに思います」と語っている。
第67回ヴェネチア国際映画祭は、9月1日から11日まで開催され、今年の審査委員長はクエンティン・タランティーノが務める。