MAX、沖縄出身でも通訳が必要?強烈な方言に映画には字幕
24日、ヨシモト∞ホール(渋谷)で映画『ニライの丘~A Song of Gondola~』の公開初日記念イベントが行われ、石田靖、次長課長の河本準一、そしてスペシャルゲストのMAXが駆け付け沖縄トークで盛り上げた。
映画『ニライの丘~A Song of Gondola~』場面写真
本作は吉本興業が開催する「Laugh&Peaceムービーフェスタ」のトップバッターとなる作品。作品にちなみ会場は沖縄トーク全開だったが、方言の話題になり「全然わからない!」とあわてふためいたのはMINA(MAX)。本作は沖縄弁で撮影されたため字幕付きで上映されるが、沖縄出身のMAXもいくつか方言の意味を聞かれるとあまりの難問の連続にタジタジ。かろうじて正解するシーンもあったが、沖縄の方言の強烈さを印象付けていた。NANAは「家でもおばあちゃんの言葉をお母さんに通訳してもらっていた」と沖縄ならではのエピソードを披露。それを聞いた石田は桜坂劇場に中継でつながっている主演の神谷に「映画の中ではおじいちゃんとしゃべってたよね?」と質問すると「(撮影中は)台本もらってたので……」という真面目な返答に河本が「心で伝わったとか言わにゃ!」と突っ込み会場からどっと笑いが起きた。
一方、10年前の回想シーンで特別出演し、飲み屋で盛り上がるサラリーマン役を演じた石田と河本。その話題になるとまずは河本が「本編の尺と合わない気がするんですが」と出演シーンが大幅にカットされていることを中継でつながっている監督に質問。河本がもらった台本にはセリフがなく監督の指示で自由に演じたというが、監督に「本当に泣く泣く切ったんだけど、残念ながら放送禁止用語ばかだったので(笑)」と監督に突っ込まれて会場からはどっと笑い声が。肩を落とす河本の隣で石田が「でもそれが監督が現場でバンバン放送禁止用語をしゃべってとおっしゃったので、バンバンしゃべったんです!」と突っ込みこれには河本も思わず吹き出していた。
本作は在日米軍基地を抱える沖縄県を舞台に、父親との関係に悩む少年が空手道場でアメリカ人少年と出会い、やがて彼が起こした殺人事件を契機に、ある決断を迫られる感動ドラマ。吉本興業ならではの上映特典としてすべての上映にキャストの舞台あいさつ、もしくはよしもと芸人のトークショーが付く。
映画『ニライの丘~A Song of Gondola~』は本日より、そのほかの作品は8月1日より全国順次公開