ジェーン・フォンダ、新作の役柄は地で行く「ヒッピーおばあちゃん」
ベテラン女優のジェーン・フォンダが、新作映画『ピース、ラブ・アンド・ミスアンダースタンディング / Peace, Love,& Misunderstanding』(原題)で自由な思想を持ち続けるヒッピーおばあちゃんを熱演している。
ジェーン・フォンダ出演映画『マイ・シネマトグラファー』場面写真
ジェーンといえば、1970年代にはベトナム戦争に反対し、当時のニクソン大統領への反感を声高に訴えた反戦活動家としても知られている。1972年には「ハノイ・ジェーン」と名乗り北ベトナムのハノイを訪問。セクシー・アイドルでありながら反体制の象徴としても強い印象を与えた。最近ではイラク戦争への反対も表明し、その信念は変わっていない。そんなジェーンが演じるのが、年をとっても変わらぬ自由な思想を持ったおばあちゃん。ニューヨークで弁護士をする娘が、10代の孫たちを連れてウッドストック・フェスティバルを訪れ、子どもたちが祖母との初対面を果たす物語。自由を愛し平和を愛するヒッピーおばあちゃん役を地で行く演技を見せてくれそうだ。現在は撮影中で、アメリカ公開は2011年を予定している。