『ゾンビランド』でウディ・ハレルソンとジェシー・アイゼンバーグを直撃!二人とも実はホラー映画は嫌い!?
全米で大ヒットした話題の映画『ゾンビランド』で共演したウディ・ハレルソンとジェシー・アイゼンバーグの二人が、本作について語ってくれた。ジェシー・アイゼンバーグ演じる引きこもりの青年コロンバスが主人公の本作は、人類の大半が人食いゾンビと化した世界を舞台に、ゾンビのいない地を求めて仲間たちとサバイバルの旅をするホラー・コメディー。しかし、そんな映画に出演した二人は、意外にもあまりホラー映画は観ないことを明かしてくれた。
本作に出演した感想を、ジェシーが「僕はゾンビ映画を観ないから、まったく先入観がなかったんだ。それが演じる上で逆に良かったと思っているよ」と告白。するとウディも「ぼくもホラー映画を観るとすぐ怖くなっちゃうから、ほとんど観ていない」とそのタフなイメージからは想像できない意外な発言をした。
そんなホラー映画嫌いの二人が共演した本作は、ゾンビ映画といえど、コメディーやラブ・ストーリーの要素も加わった異色作。そのためかジェシーは、「僕が観た映画の中で、1番面白いと自負しているよ」と大絶賛。ホラー映画もそうだが、自身が出演する映画を観ることも嫌いだというジェシーが、2度も観て、楽しんだと明かしてくれた。
また、オーディションのときからかなりアドリブを取り入れていたというジェシーに刺激されたウディは、自身も本作ではさまざまなアドリブを取り入れたと話した。そんな二人をルーベン・フライシャー監督も自由にさせてくれたらしい。
二人は監督について、「『ゾンビランド』の続編をやるべきだと思うけど、この映画で急にオファーが殺到するだろう」と褒めたたえていた。本作の脚本は、もともとテレビドラマのパイロット版の脚本として書かれたものだったというが、長編映画となり、アメリカで大成功を収めた。キャストも絶賛する本作は、全編笑わせてくれる個性的なゾンビ映画に仕上がっている。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)
映画『ゾンビランド』は全国公開中