ミスチル、劇場公開の音楽ドキュメンタリーは2010年のMr.Childrenの姿をもっともリアルに体現
9月4日から17日までの2週間限定で、Mr.Childrenの貴重な映像を集めた音楽ドキュメンタリー「Mr.Children / Split The Difference」が新宿ピカデリーほかにて全国公開される。
結成20年目というアニバーサリーだった昨年も、CDアルバム「SUPERMARKET FANTASY」が150万枚のメガヒットを記録、ツアーでも80万人という破格の動員を果たしたMr.Children。今回、劇場公開されるのは、計6回、すべて足しても1,000人ほどの前でレコーディング、シューティングした音と映像の記録、そしてそのライブ実現に向けた打ち合わせ風景や、リハーサル現場の様子といった貴重な映像の数々を集めた音楽ドキュメンタリーだ。
都内のレコーディング・スタジオに30人ほどの友人、知人を集めて行われたというレコーディングともライブともいえるセッションを経て、Motion Blue yokohama、東京グローブ座で行われたライブでは、決して有名な曲ばかりが演奏されたわけではなく、コアなファン以外はすぐに思い出せない曲も演奏されたという。本作のオフィシャルサイトでは、音楽評論家の小貫信昭氏が、その選曲を「この映像作品を見終わったなら、2010年のMr.Childrenの姿を、もっともリアルに伝えるのがこれらの曲だと納得するはずだ」と評している。
Mr.Childrenは、「『目的』とか『理由』とか深く考えるのやめて、『ボランティア』とか『ドネーション』とか人の善意とも無関係。演奏したい人がいて、それを聴きたい人がいて、ただただ楽しい時間のために音楽が存在する。そんな音楽の『あたりまえ』を一緒に……いかがでしょう?」とコメントを寄せている。
音楽ドキュメンタリー「Mr.Children / Split The Difference」は新宿ピカデリーほかにて9月4日から17日まで2週間限定全国公開