綾瀬はるか、大阪府庁で天然を爆発?堤真一、岡田将生が暴露!真夏の大阪府庁で撮影開始
万城目学のベストセラー「プリンセス・トヨトミ」が映画化され、主演の堤真一はじめ、共演の綾瀬はるか、岡田将生といった豪華キャスト陣が真夏の大阪で8月1日撮影をスタートさせた。
この日撮影されたのは会計検査院調査官にふんする3人(堤、綾瀬、岡田)が大阪府庁に到着し、調査を始めるというシーン。エキストラふんする大勢の職員100名に対して、自己紹介をし、提出すべき書類の説明を行い、職員たちが慌てながら資料を集めるという、まさに物語のイントロダクションともいえる場面だ。
また、府庁内の大会議室撮影はリドリー・スコットが監督で松田優作さんの遺作となった『ブラック・レイン』で使われて以来、二度目の撮影となった。この貴重な撮影に際し橋下知事からは「ようこそ大阪府庁へお越し下さいました。 『プリンセス トヨトミ』は、僕も原作を読みましたが、大阪府庁をはじめ、大阪城、そして空堀商店街など大阪の都市(まち)の魅力がいっぱいつまった壮大なドラマです。今日、大阪府庁での撮影がスタートしますが、皆さんの熱演で、万城目学さんの原作のもつ大阪に対する愛情あふれるストーリーを、そして大阪の都市(まち)の魅力を日本全国に、そして世界中に伝えていただけることを心から期待しています」と大阪の魅力アピールしたコメントが届いた。
また主演の堤は、「作品は不思議な話で、大阪の人が大阪のことが大好きだという思いが強く出ているが、大阪以外の人でも見たら大阪を好きになれる作品にしたいです。綾瀬さんは超天然、岡田さんは彼の父親と同じくらいの年齢で、こんな息子がいたら自慢できるけど、自分は結婚すらしていないし(笑)今日のように大阪府庁のような建物で撮影させていただくと、セットと違って建物が空気感を出してくれて、力をもらえます。ぜひ残して欲しい建物です。こんな場所で撮影できると思っていなかったので幸せだし、光栄に思います」とさりげなく綾瀬の天然ぶりをばらした。
そして堤だけでなく岡田も「大阪はにぎやかであったかい印象です。周りの人が普通に話しかけてきてくれました。堤さんはお父さんみたいで、楽しませてくれ、やりやすくて感謝しています。綾瀬さんは天然で不思議な人。自分の役柄的にはお話しできないことも多いが、先輩たちの足を引っ張らないように頑張ります!」とまさかの綾瀬の天然ぶり暴露2連発。
そんな言われようの当の綾瀬は「空堀商店街に行ってみて、人が多くて、服装も派手で大阪だ! と感じました。堤さんはノリのいい大阪のお兄ちゃん。岡田さんは、いい人!(笑)役どころは、性格はぬけていますが、ちょっとした行動でミラクルなことを巻き起こす調査員。歴史的な面からみても妄想できるところがたくさんあって夢がある映画です」と等身大の役柄で早くも大阪になじんでいるようだ。
映画『プリンセス・トヨトミ』はほかに沢木ルカ、森永悠希、和久井映見、中井貴一らが出演する。
同作は、国家予算が正しく使われているかを調査する会計検査院の精鋭3人が400年もの間先祖代々守り続けてきた秘密を知ってしまうというところから物語が展開。はるか昔、日本の天下がまだ統一されていない時代、激動する大坂夏の陣で断絶した豊臣家。その末裔(まつえい)が生きており、大阪の人々は、ひそかに豊臣家の末裔を守り、そして驚くべきことに、大阪は大阪国として独立しているという。公開は2011年初夏。