リリー・フランキー、好きな女性のタイプは「性について真面目に考えるいやらしい人」
4日、渋谷のduo music exchangeにて映画『花と蛇3』公開記念イベント“緊縛ナイト”が行われ、主演の小向美奈子、本作の緊縛師である有末剛、そしてスペシャルゲストとしてリリー・フランキーが登場した。
リリーといえば、週刊SPA!でみうらじゅんと一緒に「グラビアン魂」という人気コーナーを持つグラビア界のご意見番。ステージに登場するなり、「おっぱいがああでもない、こうでもないと大人げないことをやっております」と軽妙にあいさつ。トークショーに先駆けて行われた小向の生緊縛ショーにも「うっとりとした」と大興奮だった。『花と蛇』シリーズの大ファンだというリリーは、本作の小向について「杉本さんとは違った初々しいエロスがある」と大絶賛。さらに一番好きなシーンとして、小向のレズシーンを挙げる。「パンツに指を入れるところがあるんですが、指が下っ腹に触れるところがあるんです。本当に肌が柔らかいなと思って。そこで一発抜きました」と下ネタも絶好調。さらに好きな女性のタイプを聞かれて、「性について真面目に考えるいやらしい人が好きですね。さっきの小向さんみたいにぶら下がっていたら速攻で家に帰りますよ」と話し、会場を笑わせていた。
そしてどことなく舘ひろしにも似ている緊縛師の有末はSMの真髄について、「女性は抱きしめられたいもの。縄は手の延長であり、女性を縛ることは女性を抱きしめることと一緒。どうやってきれいな状態で生けていくかという、生け花のようなものなのだ」と明かす。そんな有末についてリリーは、「先ほどフリスクを持っているのが見えました。そういう細やかなサービス精神がないといけない。サービスのSですね」と絶賛。小向も「優しいんです。わたしの命は有末さんにすべて預けています」と全面的に信頼していた様子だった。本編ではそんな二人の見事な緊縛のコラボレーションが数多く見られるので、注目したい。
本作は、今もっとも危険な香りが漂う女、小向美奈子を主演に迎え、団鬼六のSM官能文学「花と蛇」を映像化した人気シリーズ第3弾。イタリア帰りの新進のチェリストである静子夫人が官能のわなによって禁断の快楽の世界へと溺れていく。
映画『花と蛇3』は8月28日より全国公開