スティーヴィー・ワンダーがサマソニで来日!息子と初のツーショット会見!
8月7日と8日に行われるSUMMER SONIC 2010に出演するスティーヴィー・ワンダーが来日し都内で息子ムンタズ・ワンダーと初のツーショット記者会見を行った。
先日歌手デビューしたばかりの息子と共に登壇したスティーヴィーは、「日本に戻ってくることができてうれしい」とあいさつをすると、今年で50年を迎える自身のキャリアについて「この仕事をはじめたのはまるで昨日のようで、今もなお刺激を感じて音楽生活を送っています」といまだ衰えない創造力の源を明かした。
また、最新ベストアルバム「ラヴ、ハーモニー&エタニティ~グレイテスト50・オブ・スティーヴィー・ワンダー」について聞かれたスティーヴィーは「タイトルをとても気に入っています。キーワードである『愛(ラヴ)』『調和(ハーモニー)』『永遠(エタニティ)』は今までに自分が書いてきた曲を包括するものです」と説明した後で、昨年任命されたばかりである国連平和大使にも触れて、「この3つの言葉は非常に重要だと思っております。各国の首脳の方は戦争のない平和な世界が実現するためにがんばってほしい。そして愛と調和が永遠に続いてほしい。こういう形で自分の音楽がフィーチャーされることはすごくうれしいことです。これからも新しいことに挑戦していきます」と熱弁を振るった。
SUMMER SONIC 2010ではマリーンステージで演奏することになるが、スティーヴィーはやる気満々。「ショーは最高なものにします。これからやることなので、ここでは多くは語りません(笑)」と詳細はまだ語らなかったが、息子との共演も「(息子が)自分のショーを乗っ取らないかぎりはぜひやりたいと思います」とジョークで応えるなど、終始ご機嫌な様子だった。
天才的な才能に恵まれながらも、生まれた直後からの障害や交通事故など、決して順調だったとはいえないスティーヴィーの音楽人生。だが、それらを乗り越え、念願ともいえる息子との共演を間近に控えたスティーヴィーは最高のパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
「ラヴ、ハーモニー&エタニティ~グレイテスト50・オブ・スティーヴィー・ワンダー」8月4日発売 日本独自企画盤 SHM-CD 3枚組
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