キリアン・マーフィ、SF映画でアマンダ・セイフライドとジャスティン・ティンバーレイクと共演?
日本でも大ヒット中のクリストファー・ノーラン監督映画『インセプション』で、レオナルド・ディカプリオふんするコブのメインターゲットである、御曹司のロバートを演じたキリアン・マーフィが、映画『ガタカ』のアンドリュー・ニコル監督の新作映画へ出演するかもしれない。
業界紙ハリウッド・リポーターのブログ版が独占スクープとして伝えたところによると、キリアンが新作『アイム・モータル / I'm.mortal』(原題)への出演交渉の最終段階にあるとのこと。本作は、ニコル監督が久々にサイエンス・フィクションのジャンルに挑戦する期待作で、人間の老化現象が25歳で止まり、世界の人口過剰を抑制するために、金を払って「生きていられる時間」を買わないといけない近未来の世界を舞台にしている。すでに、同作にはアマンダ・セイフライドとジャスティン・ティンバーレイクの出演が決まっており、アマンダがヒロイン、ジャスティンがヒロインと一緒にシステムに抵抗する反逆者を演じる。
出演が決まれば、キリアンが演じるのは「タイムキーパーズ」と呼ばれる時間を管理する組織で働く役人で、彼が管理している時間のように正確な人間だそう。キリアンといえば、透き通るような青い目と中性的な容姿から謎めいた雰囲気を持っており、本作のような近未来を舞台にした映画にはピッタリな役者といえるだろう。
キリアンは、本作のほかに、イギリスのスリラー映画『ザ・リトリート / The Retreat』(原題)への出演を決めたとDeadlineが報じている。タイトルの「Retreat(避難)」の意味の通り、伝染力の強いウイルスによって町の人が次々と死んでいく恐怖のストーリーで、キリアンとタンディ・ニュートンが壊れかけた結婚生活を修復するために孤島のコテージを借りた夫婦を演じる。