映画業界ピンチ!3D映画のチケット売り上げは下降線!3D映画の救世主は『ハリー・ポッター』
映画『アバター』の公開と共に話題を独占した3D映画、もはや3Dこそ主流かと思いきや、サッカーワールドカップ2010南アフリカ大会を機に、イギリスでのチケット売り上げは急激に下降線をたどっているようだ。
英ガーディアン紙によると、イギリスの映画館チェーン、シネマワールドは、2Dの映画『アイアンマン2』や、ラッセル・クロウ主演の映画『ロビン・フッド』が観客動員数を伸ばし、3D映画の今年度上半期の売り上げが急激に落ちたことを発表した。特に6月の英ボックス・オフィスの3D映画の売り上げは5月に比べ30%も落ち込んだそうだ。多くの人を夢中にさせたサッカーワールドカップの開催も映画館へ足を運ばせなかった要因と考えられるようで、7月以降はまた動員数が回復することも期待できる。
同社としては、3Dで上映される映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』の前後編が起爆剤となって、また3D映画が盛り上がることを期待していると明かした。ついにシリーズ最後となる映画『ハリー・ポッター』、魔法のような売り上げを記録することができるだろうか。