北川景子×向井理で矢沢あい「Paradise Kiss」が映画化決定!映画版はオリジナルのラストに!
映画『NANA』などの原作で知られる矢沢あいの累計発行部数600万部突破の同名人気コミックを実写映画化した映画『パラダイス・キス』の製作がファッション誌「Zipper」10月号で発表され、早坂紫役に北川景子、小泉ジョージ役に向井理が抜てきされたことがわかった。また、原作者側の承諾を得て、映画版はオリジナルのラストとなることも明かされた。
「Paradise Kiss」は、1999年から2003年までファッション誌「Zipper」に連載されていた人気漫画家・矢沢あいの代表作の一つ。ファッション業界を目指す学生たちがの姿を描いた本作は、とてもファッショナブルで、漫画ながらその色彩の豊かさを感じさせる作品だった。
北川は、これまで自身のブログで「今朝から新しい作品にインしています」「今日は一日ずーっと炎天下でロケをしています。とにかく暑いです!!!」「暑すぎて初日の緊張も何もかも忘れていたので、すっかり現場には馴染んでいます(笑)」「昨日はあいにくの雨で撮影が中止になりました。今回の作品にインしてから早朝から深夜まで撮影をして、数時間寝てまた次の日も早朝から撮影…というハードなスケジュールだったので昨日は雨で急にオフになり、正直少し『助かった!今日は寝れる!』と思ってしまいました(笑)」などと、新作の撮影の様子を明かしていたが、その作品は『パラダイス・キス』だったようだ。
8月22日付けのブログでは、「よーし! 現場のみなさんの期待に応えるためにも、これから明日の台本を覚えて寝ます! 良い作品にするぞー!」との意気込みと共に、本作にも登場する色の付いたバラを身に着けた紫になりきった姿ともいえる写真を投稿している。
そんな北川が紫を、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でさらにその知名度を上げた向井がジョージを、それぞれどのように演じるのか期待が高まる本作。そのほかにも、山本裕典、五十嵐隼士、大政絢、賀来賢人、加藤夏希が出演するとのことだが、こちらの役柄についてはまだ明かされていない。
メガホンを取るのは、映画『ただ、君を愛してる』『僕の初恋をキミに捧ぐ』など切ない恋物語を美しく描写してきた新城毅彦監督。2年の歳月を経て、万全の脚本を用意したという映画版『パラダイス・キス』にはどのようなラストが用意されたのか? 矢沢あいの美しい漫画の世界がどのように映画化されるのか注目が集まる。
映画『パラダイス・キス』は2011年春全国公開