アンジェリーナ・ジョリーの初監督作は自身が脚本執筆!出演はせずに監督に専念
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を舞台にした作品で初監督を務めるとされているアンジェリーナ・ジョリーだが、同作で脚本家としてもデビューするとイギリスの映画製作会社GKフィルムスがオフィシャルブログで明かした。
先週末にはブダペストで撮影のための家探しをしているところを目撃されたばかりのアンジー。GKフィルムスによると、アンジーは監督と脚本に専念するため、キャストとして出演はしないという。アンジーは、以前ユーゴスラビアだった地域に住むさまざまな人種の俳優を中心としたキャストを考えているようだが詳細は明かされず、撮影時期も未定のままだ。
GKフィルムスは、アンジーがジョニー・デップ と共演した映画『ザ・ツーリスト / The Tourist』(原題)の製作も担当している。物語は、紛争を舞台にした、セルビア出身の男性とボスニア出身の女性が紛争前夜に出会い、二人の関係にも紛争が影を落としてくるというもの。ただ、ラブストーリーとなる予定で、アンジー自身も「これはラブストーリーで、政治的な声明ではないの」とあくまでもエンターテインメント作品であることを強調している。
映画『ザ・ツーリスト / The Tourist』(原題)のほかにもGKフィルムスは、ベン・アフレック監督・脚本による9月17日アメリカ公開の『ザ・タウン / The Town』(原題)を製作し、マーティン・スコセッシ監督の『Hugo Cabret』(原題)を製作中など話題作を次々と送り出している。アンジーの作品も大いに期待できる。