岡田将生と蒼井優が白馬に乗って六本木に登場!『雷桜』美男美女主演カップルに大歓声!
31日、六本木ヒルズアリーナにて、映画『雷桜』完成披露プレミアイベントが行われ、主演カップルを演じた岡田将生と蒼井優が馬に乗って劇中さながらに登場。700人の招待客から大歓声を受けた。この日はほかに小出恵介、廣木隆一監督も出席した。
共に出演作が相次ぐ若手実力派俳優の岡田と蒼井が、日本版ロミオとジュリエットともいえるカップルを演じる本作。将軍家に生まれた運命と、ひとりの女性を愛する男としての感情とのはざまで葛藤(かっとう)する徳川将軍・秀斉の十七男・清水斉道を演じた岡田は「もともと廣木監督と仕事がしてみたかったし、蒼井さんの相手役だったので飛びつきました(笑)」と出演に感激のようす。撮影中のエピソードを聞かれた際「(蒼井)優ちゃんが落馬したとき、きれいな弧を描いて人形みたいに落ちていくのを見て爆笑した僕は最低だと思いました(笑)」とユーモラスに語り周囲を笑わせた。
一方、そんな岡田ふんする斉道と恋に落ちる、本能のままに生きてきた自由奔放な村の娘・雷役の蒼井は「19歳のとき原作を読んで以来、雷というキャラクターをとても身近に感じていました。演じている間は自分と役の境界線が微妙な状態になっていて、泣くシーンでは本当につらかったです」と役にかなり入り込んでいたことを明かした。「もしヒロインのように、身分違いの恋をして許されない状況になったらどうする?」と聞かれた際は「ダメと言われたら、理由を聞きます!」ときっぱりコメントし、いちずな性格をうかがわせた。
そして最後のフォトセッションでは、岡田と蒼井が仲むつまじく同じ白馬に乗って再登場。桜の花びらが舞い散る中、芝生に見立てたグリーンカーペットの上を歩き、美しく幻想的なシーンを演出して見物客をうっとりさせていた。
『雷桜』は発行部数25万部を突破した、宇江佐真理の小説を映画化した恋愛時代劇。徳川将軍家に生まれた宿命ゆえに心に病を抱えてしまった男(岡田)と、本能のままに生きてきた自由奔放な村の娘(蒼井)の身分違いの恋を切なく描く。
映画『雷桜』は10月22日より全国公開