リチャード・ギア、撮影中に肩を脱臼 製作が6週間休止に
リチャード・ギアが、新作映画『ザ・ダブル/ THE DOUBLE』(原題)の撮影中、格闘シーンで肩を脱臼し、製作が6週間休止することになった。
この映画は、ワシントンで起きた上院議員暗殺事件をめぐるスパイスリラーで、リチャードは年老いたCIA捜査官を演じている。この映画の撮影中、リチャードがイギリス人俳優のテイマー・ハッサンと格闘シーンを演じていた際に肩を脱臼し、撮影がストップしてしまった。リチャードは8月31日に61歳の誕生日を迎えたばかりだが、この年齢にもかかわらずアクション・スタントを自らこなす姿勢で、今回も怪我の回復を待って、再び自ら演じるつもりという。復帰までは6週間ほどかかるということで、それまで撮影も休止となったが、テレグラフ紙(電子版)によると、相手役を演じていた19歳年下のハッサンは「自分で演じたいというリチャードに対して、待つのがフェアなやり方さ。リチャードはいつも通りカッコいいよ!」と、そのファイティング・スピリットを称えている。