鳥越俊太郎、カメラマンに「何か面白いこと言ってくれ」と逆注文!!笑うと免疫力が高まると力説!
実話を基にした映画『君が踊る、夏』のチャリティートークショーが8日、都内で行われ、主演の溝端淳平と大森絢音(子役)、そして鳥越俊太郎氏が登壇した。
本作は高知県のよさこい祭りをモチーフに、溝端演じる主人公・新平が難病で余命わずかな少女・さくら(大森)との約束を果たすため、仲間たちと情熱のすべてを祭りに注ぐ感動作。今回のトークショーは、小児がんの患者と家族を支援する財団法人「がんの子供を守る会」とゴールドリボン基金の活動を幅広く知ってもらおうと開催された。
鳥越は自身もがんを患いながら、4度の大手術を経て、現在では仕事に復帰。「人間の免疫力は、楽しみや目的があると高い位置で保つことができる。さくらちゃんもよさこいを踊りたいという思いがあったから、元気でいられたのではないか」と語ったほか、「人間、笑うと免疫力が高まるんですよ」と力説した。フォトセッション時には、カメラマンからの「ぜひ笑顔で」という注文に対して、「じゃあ、何か面白いこと言ってくれよ」とユーモアたっぷりに逆注文。そして、さらに免疫力がアップしそうな笑顔を披露してくれた。
そんな鳥越の元気な姿に、溝端は「ぜひもっとお話をうかがいたい。それに映画のメッセージをしっかり受け取っていただき、感激しています。作品を通して、観る方の元気や勇気が湧き上がってくるとしたら、本当にやりがいがある仕事なんだと思います」と俳優業の素晴らしさを改めて痛感した様子。「今どきめずらしいくらいピュアでストレートな魅力がある」と本作をアピールした。
映画『君が踊る、夏』は9月11日より全国公開