ジェームズ・キャメロン監督、『トゥルーライズ』のテレビシリーズ化を企画!
映画『タイタニック』や『アバター』で、歴代興行記録を塗り替えてきたジェームズ・キャメロン監督が、自身がメガホンを取った映画『トゥルーライズ』のテレビシリーズ化を企画していることがDeadline.comによって明らかになった。
ジェームズ・キャメロン監督映画『アバター<特別編>』場面写真
これは、キャメロン監督の製作会社ライトストーム・エンターテインメントと20世紀フォックスTVが企画したもので、テレビシリーズ「4400 未知からの生還者」のレネ・エシェヴァリアがクリエイターとして脚本も執筆し、キャメロン監督と同じくライトストーム・エンターテインメントで働くジョン・ランドー(『タイタニック』、『ソラリス』)とレイ・サンキーニ(テレビシリーズ「ダーク・エンジェル」、映画『ストレンジ・デイズ/1999年12月31日』)が、エグゼクティブ・プロデューサーを担当することになっている。
『トゥルーライズ』のストーリーは、妻と娘と3人暮らしをするコンピューター・セールスマンのハリー(アーノルド・シュワルツェネッガー)の本当の姿は、国家保安組織「オメガ」で働くスパイ。ある日、妻の浮気を疑ったハリーは、組織の力を借りて捜査を開始し、その真相を追求しようとする。すぐに誤解と判明したものの、妻の不満を知ったハリーは、彼女をスパイ任務の疑似体験をさせるが、テロリストの一味が乱入し、家族と国家の危機の狭間でテロリストと対決することになるというアクション映画。1991年のフランス映画『La Totale』を観たキャメロン監督が、リメイクした作品でもある。
これまでキャメロン監督は、テレビシリーズ「ダーク・エンジェル」を手掛け、同シリーズのファイナルで監督の椅子にも座ったことがある。再び1つのエピソードを監督するかは不明だが、『トゥルーライズ』は制作費120億と当時最高額の予算で製作されたため、テレビ版も相当なスケールで描かれるものと思われる。