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ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのドキュメンタリー映画が完成!

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ハーヴェイ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン - Jean Baptiste Lacroix / FilmMagic / Getty Images

 映画会社ミラマックスを設立し、現在はワインスタイン・カンパニーを経営しているハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのドキュメンタリー映画『アンオーソライズド : ハーヴェイ・ワインスタイン・プロジェクト / Unauthorized : Harvey Weinstein Project』(原題)が制作され、配給会社IFCによって公開されることがL.Aタイムズ紙によって明らかになった。

ハーヴェイ・ワインスタイン製作映画『NINE』場面写真

 IFCの発表によると、同作はハーヴェイがニューヨーク州のバッファローでコンサートのプロモーターをしていた時代から、カンヌ国際映画祭で初めて映画を買い付けし、さらに小さなインディペンデント映画会社ミラマックスをハリウッド有数の配給会社に仕立て上げた実力。それとは逆にウォルト・ディスニー社の幹部と対立したり、多くの敵を映画界で作ったその傲慢な手腕も描かれているそうだ。

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 ハーヴェイは、映画『ドグマ』『クラークス』のケヴィン・スミス監督や映画『パルプ・フィクション』や『イングロリアス・バスターズ』のクエンティン・タランティーノ監督など、才能ある監督を発掘したり、外国映画『イル・ポスティーノ』など普段あまりアメリカでは日の目を見ない作品群を興行的に成功させてきた。だが、その一方で「ハーヴェイ・シザーハンズ」と呼ばれ、買い付けた作品を長期に渡って再編集、再撮影を行ったり、すぐに監督や俳優を降板させることでも有名でもあった。

 同作の監督は、映画『罠の女』(日本未公開)で脚本を執筆したバリー・アヴリッチがメガホンを取っているが、当然のごとくこの映画の製作にはハーヴェイが協力していないため、今後のハーヴェイの動向も気になるところだ。それでも、ハリウッドの間で"Last Bully"(最後の悪ガキ)と呼ばれている彼が、どう描かれているのか気になる作品にはなりそうだ。

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