パリス・ヒルトン、有罪判決!罪を認め、薬物所持と公務執行妨害で禁固1年執行猶予1年
8月27日にコカイン所持の罪で逮捕されたパリス・ヒルトンに、禁固1年執行猶予1年との裁判所の判決が下った。パリスが薬物所持と公務執行妨害の罪を認めることで即実刑ではなく執行猶予が付くという司法取引がなされたものとみられる。
パリスは8月末、ボーイフレンドとドライブ中に車内からマリファナの煙のにおいがしていたことで警察に停止を求められ、その後コカインを所持してたことで逮捕されたが、コカインを「ガムだと思った」などとのらりくらりと警察の追及をかわしていた。
現地時間9月20日、ラスベガス裁判所に弁護士と現れたパリスは、罰金2,000ドル(約17万円 1ドル=85円で計算)、および200時間の社会奉仕活動を行うとのことと薬物乱用プログラムにも参加することが言い渡された。判事のジョー・ボナンバトゥールは、「これらのことはあなたの行いを変えることを目的としている」とパリスに警告した。
審理の後、パリスの弁護士は会見で「ヒルトン嬢は罪を認めました。彼女がこの問題に真摯(しんし)に対応したことに対してわたしは彼女を誇りに思います」と語った。
パリスは2007年に運転免許を停止されていながら車を運転したとして、45日間の実刑判決を受け23日で出所している。また今年6月サッカー・ワールドカップ観戦に行った南アフリカで大麻所持の疑いで逮捕されたが1グラム未満の所持と微量だったため無罪放免となっていた。