草なぎ剛×竹内結子『僕と妻の1778の物語』、秋分の日を前にオフィシャルサイトも衣替え!
23日の秋分の日を前に、草なぎ剛と竹内結子が共演する映画『僕と妻の1778の物語』のオフィシャルサイトのトップページに掲載されている写真の季節が、夏から秋に変わった。本作は、「なぞの転校生」「ねらわれた学園」などで知られるSF作家・眉村卓と2002年にがんで逝去した悦子夫人の実話を物語のベースとしている。夫人が発病し、亡くなるまでの5年間にわたって毎日欠かさず短編を書き続け、1年と宣告された余命を覆した夫妻の奇跡と感動の記録を、草なぎと竹内の二人が、2002年の映画『黄泉がえり』以来のタッグで映画化した作品。テレビドラマ「いいひと。」「僕の生きる道」「僕の歩く道」など、草なぎ主演の多くの作品を手掛けてきた星護監督がメガホンを取った。
本作では、映画業界初の季節ごとに違う4種類のポスターが制作されており、全国の映画館に春バージョンが4月1日から、夏バージョンが7月1日から、秋バージョンが9月1日から全国の映画館に掲出されており(冬バージョンは11月1日から掲出される予定)、オフィシャルサイトもそれに沿う形での「衣替え」となった。季節ごとに装いを変え、公開に向けて季節を追っていく姿は、眉村と妻の悦子さんが共に歩んだ日々を追っていくようで粋な演出だ。
草なぎは、本作への出演について、「最初に台本を読んだ時、実話を元にしているけれど、悲しいだけでなく、ファンタジックな部分もあり、どう映像化するのかがすごく楽しみな作品だなと思いました。星監督は、僕を新しい領域に連れて行ってくれる監督で、いま毎日感謝しながら撮影に臨んでいます。そして、竹内さんとは『黄泉がえり』以来の共演ですが、お互い成長している良い部分を出して行ければと思っています。監督や竹内さん、スタッフ・キャストと一緒に、みんなに愛されるすてきな映画にしたいと思います。今まで体感したことのないような、魔法のような映画になると思いますので、期待してお待ちください」とコメント。一方の竹内は「台本を読んで、草なぎさん演じる主人公の想いに激しく心を打たれてしまいました。間違い無く素晴らしい作品になると期待しています。 私自身も朔太郎さんの想いに応えられるよう、懸命に取り組みたいと思います。皆さん、どうぞ宜しくお願いします」と話している。
監督によると、本作は「僕シリーズ」(「僕の生きる道」「僕の歩く道」など)と眉村さんの実話の企画を一致させたいとの思いで実現に向かっていった映画とのこと。「決して悲しい話だけでなく、むしろこの5年間によって、夫婦の愛情が確認された、『世界一幸福な夫婦の物語』です」と自信を見せた監督の渾身の一作に期待が高まる。なお、本作ではほかに、谷原章介、吉瀬美智子、小日向文世、大杉漣、風吹ジュンの出演も発表されている。
映画『僕と妻の1778の物語』は2011年1月15日より全国公開