ロッキーとドラゴ、『ロッキー4』伝説のツーショットが実現!!実はスタローンは「ツイッター野郎」なのさ!!
26日、SHIBUYA-AXで映画『エクスペンダブルズ』来日記者会見が行われ、本作の監督、脚本、主演を務めたシルヴェスター・スタローンと、ドルフ・ラングレンという映画『ロッキー4/炎の友情』以来の伝説のツーショットが実現した。
24日に来日したばかりのスタローンは、2008年5月『ランボー 最後の戦場 』以来2年ぶり9回目の来日。一方のラングレンは1988年以来22回目の来日となった。会場の前にはレッドカーペットが敷かれ、6000通の応募の中から当選した300人の幸運な観客が沿道に集まった。そこにアクション映画界のスーパースター、スタローンとラングレンが登場すると、沿道の観客は大興奮。伝説のツーショット披露ということで、観客からは「ロッキー!」「ドラゴ!」と、『ロッキー4』の役名で呼びかける観客が続出。二人は気軽にサインや握手に応じていた。さらに伝説の「ロッキー対ドラゴ」を彷彿(ほうふつ)とさせるファイティングポーズを披露するなど、熱い男たちの競演に会場はヒートアップしていた。
その直後に行われた来日記者会見は、一般の観客を招待しての公開記者会見というスタイルに。大歓声を浴びながら登場したスタローンは「この素晴らしい映画を素晴らしい観客に観てもらえることを嬉しく思います」とあいさつ。『ロッキー』などでネバーギブアップの精神を我々に伝えてきただけに「わたしの人生にあるのは二つだけ。ファイトするか、やめるかだ。決してギブアップしない、譲歩しない、屈服しない。若い人にもその3つを信条にしてほしい」といきなりのスタローン節。そして「この映画は黒澤明監督の映画『七人の侍』をモチーフにしているんだ」と意外な事実を明かしていた。
ところで、スタローンといえば、今回の来日が公式アナウンスされる前に、ツイッターで「日本に行くよ!」とつぶやいたことが話題になったが、それに関連して「本当に自分でつぶやいてるの?」と一般客からの突っ込みが。思わず「オーマイゴッド」と言葉をついたスタローンだったが、「そうさ、俺はツイッター野郎なんだよ。アイデアが欲しいときなんかに会話をしたりして、素晴らしい道具だよ」と答えていた。そして待望の次回作について「シナリオが出来たら、来年の3月にクランクインしたい。ブルース・ウィリスも出るし、新人も入れたい。アーノルド・シュワルツェネッガーの役をふくらませて、茶化すのも面白いな」と構想を明かしていた。
本作は、映画『ランボー 最後の戦場』でも監督、脚本、主演を務めたシルヴェスター・スタローンが今回も同様に一人三役をこなしたアクション超大作。腕利きの傭兵(ようへい)チームのメンバーたちが、命懸けの危険な任務に挑む姿を描く。
映画『エクスペンダブルズ』は10月16日より全国公開