マイケル・ケイン、執筆していた小説で911テロ事件を予言していた!?
ベテラン俳優のマイケル・ケインが、2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロ事件について、事件に先立って執筆していた小説でそっくりのシーンを構想していたことを語った。
マイケルは、新しく出版された自伝「ジ・エレファント・トゥ・ハリウッド」の宣伝活動でBBCラジオ4の番組に出演し、その中で過去に書こうとしていた小説についてコメント。「テロリストがロンドンの高層ビルに突っ込むシナリオを考えていたんだ。それがニューヨークで現実となって、まったく驚いたよ。事件が起きて、この本の執筆をやめたんだ」と当時の驚きを語った。
今回マイケルが出版した本は、ロンドン南部で育った子ども時代などにもふれた自叙伝だが、自身はいつか小説の執筆に再挑戦したいと考えているそう。現在77歳のマイケルは、80歳までに小説を書きたいと語り、「テロリズムに関するスリラー小説で、男性向けかな。すごい文学的なものにはならないだろうな」と構想を練っているようだ。