加藤あいが明かす伊藤、佐藤、三浦の素顔!『海猿』最新作は上映後も目が離せない!?
9月18日に公開されて以来、9日間で、動員200万人を突破、興行収入30億円超えを記録し、大ヒットスタートを切った映画『THE LAST MESSAGE 海猿』。海上保安庁の潜水士たちの活躍を描いた本作で、過酷な訓練を受けて潜水士役に挑戦した、主役の伊藤英明、佐藤隆太、三浦翔平、そしてシリーズが始まって以来、彼らの頑張る姿を見守ってきた環菜役の加藤あい、ドラマシリーズから演出を手掛けている羽住英一郎監督の5人のインタビューで、加藤が海猿メンバーたちの意外な素顔を教えてくれた。
映画『THE LAST MESSAGE 海猿』写真ギャラリー
本作が映画として初めて公開されたのは、2004年。すでに7年間の付き合いである、羽住監督、伊藤、加藤、そして2005年から伊藤のバディとして参加した佐藤、今回が初めての参加となった三浦。作品に対する熱い思いでつながった5人は、驚くほど仲が良い。シリーズ当初から主人公の仙崎と恋模様を繰り広げてきたヒロイン・環菜を演じた加藤は、「伊藤さんは、寂しがり屋です!」と、開口一番に明かしてくれた。劇中の役柄と同じく、『海猿』メンバーたちを見守ってきた彼女が、一番キャストたちの素顔を知っているようだ。加藤によると伊藤は、「ずっと誰かと一緒にいたい、みたいな人で、たぶんいつでも皆としゃべっていたいんです。一人がすっごい苦手みたいですね」とかなりの寂しがり屋らしく、そう暴露された伊藤は、「その通りです」と照れ笑い。
一方、一見お調子者に見える佐藤についても、加藤は「普段は、熱血ってイメージだけど、隆太くんはものすごく繊細なんです」と明かす。すかさず伊藤も、「芝居もそうだよね。アドリブみたいなのを出してくるときもあるんだけど、それもかなり考えて作ってきている! 冗談で、『今の面白くない』って言っただけで、けっこう本気で落ち込んでいるし(笑)」と、現場でのエピソードを交え佐藤の人柄を明かした。
さらに加藤の人間観察は、新人潜水士役の三浦におよび、「ショーン(三浦)は映画の中では意気地なしみたいな感じですけど、けっこう男らしい。撮影中に夜、ご飯をみんなで食べに行ったときに、歩いていると車道側に立って女の子を守ってくれるんですよ! それをすっごく覚えています!」と大絶賛した。しかし、加藤に褒められて、うつむきながらにこにこしていた三浦は、伊藤に「おれ、海猿の撮影が終わった後にさ、ドラマでレオタード着ている翔平をテレビで観て、超びっくりしたよ!」と、ウエットスーツ姿から、レオタード姿への変ぼうぶりを突っ込まれ、タジタジになっていた。
最後に、羽住監督については、「絶対怒らない!」とキャスト全員が口をそろえた。素人目に見ても大変そうな現場だが、監督が声を荒げたりするところを誰も見たことがないという。「お酒を飲むといっぱいしゃべるけど(笑)、普段は無口で、いっつもデーン!としている」と伊藤が話す通り、羽住監督は、チーム『海猿』のお父さん的な存在であるようだ。
乗り越えたものが大きい分、スタッフもキャストも全員仲が良い。そんな『海猿』の空気感は、加藤がお気に入りだという本作のエンディングロールからも伝わってくる。伊藤は「映画の雰囲気とは違うけど、でもあのアットホームな感じをぜひ観てほしい!」と一言。キャストたちが一緒になって踊るEXILE風ダンスや、キャストたちのオフショットは必見だ。
映画『THE LAST MESSAGE 海猿』は全国公開中