『ダイ・ハード』シリーズの監督、ジョン・マクティアナンに禁固1年の判決
ブルース・ウィリス主演の大ヒット映画『ダイ・ハード』『ダイ・ハード3』の監督を務めたジョン・マクティアナンに当局に対し虚偽の証言をしたとして、禁固1年の判決が言い渡された。
マクティアナンはハリウッドスターたちの私立探偵で知られるアンソニー・ペリカーノ受刑者への不法盗聴依頼の件でFBIの取調べを受けた際に、虚偽の発言をしたとして禁固1年と10万ドル(約850万円、1ドル85円計算)の支払いを命じられた。
BBCモバイルによると、2002年にマクティアナンはペリカーノ受刑者に映画『ローラーボール』で共にプロデューサーを務めた一人へのスパイ活動を依頼したそうだ。ペリカーノ受刑者は恐喝、不法盗聴などの罪で禁固15年の判決を受け、現在実刑を受けている。
マクティアナンの弁護士は「職権乱用ともいえる取調べ」の被害者だと声明を発表し、上訴の意向を示している。