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松坂慶子、悪びれずラブホテルに入る若いカップルに驚き!「時代って変わるんですね」としみじみ……

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若者と恋人同士の役柄にご満悦! -松坂慶子
若者と恋人同士の役柄にご満悦! -松坂慶子

 映画『脇役物語』のプレミア試写会が10日、東京・スペースFS汐留で行われ、これが映画初主演となる名脇役・益岡徹をはじめ、津川雅彦松坂慶子佐藤蛾次郎、そして緒方篤監督が舞台あいさつに登壇した。

映画『脇役物語』場面写真

 長年、名脇役として幅広いジャンルで活躍を続ける益岡が、ついに映画に初主演。あいさつに立った益岡本人は少々緊張した面持ちで、自分のことよりも、熱い気持ちで映画を完成させた緒方監督への賛辞と感謝を優先し、イメージ通りの控え目ぶりを披露していた。

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 一方、物語のカギを握る議員夫人を演じた松坂は「今回、柄本さん(柄本佑)演じる20代の男性と恋人同士になるというステキな役柄をいただいた」とご満悦。渋谷のラブホテル街での撮影を振り返り、「若いカップルが悪びれずにホテルに入っていくのを見てビックリ。いい社会勉強になった。時代って変わるんですね」としみじみした表情を浮かべていた。

 益岡、松坂に加えて、津川や佐藤といったベテラン俳優が勢ぞろいしたキャスティングについて、緒方監督は「コメディーなので演技がうまい人でないと成立しない。キャラクターに一番合った俳優さんに声をかけ、第二候補はいない状態だった。皆さんのスケジュールが合ったのは奇跡」と理想の俳優陣が揃ったことに大満足の様子。現場を見学に来た緒方監督の父親は、「なんでこんな有名な人たちが、うちの息子の言うことを聞くんだ?」と驚きを隠せなかったそうだ。

 『脇役物語』は公私ともに“脇役”な俳優ヒロシ(益岡)が運命の女性(永作博美)と出会い、映画主演という人生の一発逆転を狙うハートウォーミング・コメディー。メガホンを取る緒方監督は、益岡が出演した短編映画『不老不死』で国際的な評価を得て、今回満を持しての長編監督デビューを果たした。

映画『脇役物語』は10月23日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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