THE ALFEE・坂崎幸之助、ギター片手に7曲演奏「やっぱりビートルズはジョン!!」とジョン・レノンへの想いを爆発!!
9日、ニッポン放送にて、ジョン・レノン生誕70年を記念した「ニッポン放送『meet THE BEATLES imagine 2010』」の公開録音イベントが開かれ、THE ALFEEの坂崎幸之助、シンガーソングライターの杉真理(まさみち)が参加し、即興演奏を含めたトークショーおよび、ジョン・レノンの少年期を描いた映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の試写会が行われた。
坂崎や杉と言えば、業界内でも有名なビートルズフリークで、毎年恒例のビートルズをこよなく愛するミュージシャンによるスペシャル・イベント「Dear BEATLES」でも中心的存在として活躍。そんなこともあり、ジョン・レノンやビートルズに対する想いは湯水のように溢れ出てくる。もともと、イベント等では、司会者やファンからのリクエストに答えてジュークボックスのように次から次へとギター演奏する坂崎だが、今回のトークイベント中もノリノリで、約45分の間に「From Me To You」から「抱きしめたい」まで7曲を披露。トークショーながらライブのような盛り上がりをみせた。
そんな坂崎とビートルズの出会いは小学校4年の時だそうで「兄貴に聴かせてもらったんだけど、あんなバンドやってみたいなぁって具体的にイメージしました」と当時の感想を語る。そして一番思い入れある曲は? という質問に対して、坂崎は「日によって違うからなぁ」と頭をかいて悩み始めたが「今日の気分は『I Feel Fine』かな。あの曲でサイドギターのかっこよさを知りました」と難題に回答。一方の杉は「ぼくは『In My Life』。あの曲の強いメッセージ性と大胆なアイデアには舌を巻きました」と感慨深く語った。
また、映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』も鑑賞したようで「ジョン好きが安心して観られる映画だね。最初、ジョンの役が“えっ、こいつ!!”って思ったんだけど、バンドをやり始めたころからはすごく似てきてね。いい映画ですよ」と太鼓判。すると杉が「ジョン役の彼は20歳なんだけど、この映画の42歳の女性監督と結婚しちゃったんだよ」というこぼれ話まで付け加えてくれた。
最後に「やっぱりビートルズはジョン・レノンだね。ポール(マッカートニー)は音楽的にすごい才能を持っていた偉大な人。そんなポールが、ジョンのことを尊敬していたんだから」と坂崎がジョンの偉大さを強調すると、杉も大きくうなずいていた。
映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』はジョン・レノンの多感な少年期に遭遇したエピソードを交え、育ての親である伯母ミミや実の母であるジュリアとの微妙な関係を、数々の名曲とともに描いた真実の物語。
『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』は11月5日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開