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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マイケル・J・フォックスより先に主役マーティを演じたエリック・ストルツの幻の映像が公開!

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本当はマーティの役だったエリック・ストルツ
本当はマーティの役だったエリック・ストルツ - Frederick M. Brown / Getty Images

 誰もが知っている80年代の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主役マーティを演じたのはマイケル・J・フォックスだったが、実は最初に主役に挑戦したのはマイケル・J・フォックスではなく、エリック・ストルツであったことはファンの間では周知の事実。そのストルツが本作でマーティを演じている幻の映像が、今月26日に全米で発売されるブルーレイ版「バック・トゥ・ザ・フューチャー 25th アニバーサリー トリロジー」に収録されていることがわかった。ストルツは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の撮影にマーティ役として5週間ほど参加していた。

エリック・ストルツ出演映画『バタフライ・エフェクト』写真ギャラリー

 子役時代から活躍していたマイケル・J・フォックスは当時、最初に主役をオファーされていたが、テレビドラマ「ファミリー・タイズ」で忙しく、スケジュールが合わずに出演を断念していた。そこで、エリック・ストルツが起用され、5週間撮影に参加していたが、ドク役のクリストファー・ロイドとの掛け合いがうまくいかず、急きょエリック・ストルツは降板させられてしまったらしい。そこで再び、マイケル・J・フォックスに出演依頼をして、彼は「ドラマの撮影が優先なら」という条件付きで出演を承諾したそうだ。

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 映画としては大成功を収めたが、この映画でメガホンを取ったロバート・ゼメキス監督は、この選択に関して「ヒドい決断をした。誰もが心が痛む思いだったよ」とコメントを残している。

 この映画のプロデューサーだったスティーヴン・スピルバーグも、ロバート・ゼメキス監督がキャストを代える前に、彼に相談に来たことを明かしている。同作は、1985年にカルフォルニア州に住む高校生マーティ・マクフライが、隣人の科学者ドクが開発したタイムマシンで、1955年にタイムスリップしてしまうという作品。この作品は、世界で381万ドル(308億円=1ドル81円の換算)の興行収入を稼ぎ、その後2本の続編を作ることとなった。

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