小泉今日子と瑛太の弟・永山絢斗『かもめ食堂』チームに初参加!小泉、仕切り屋ぶりを暴露される!
21日、スペースFS汐留で映画『マザーウォーター』完成披露試写会が行われ、小林聡美、小泉今日子、加瀬亮、市川実日子、永山絢斗、光石研、もたいまさこ、松本佳奈監督が登壇した。
スマッシュヒットを記録した映画『かもめ食堂』『めがね』『プール』の製作チームの第4弾プロジェクトとなった本作は、オール京都ロケの癒やし系ムービー。今回は、小林、加瀬、市川、光石、もたいという『めがね』の出演陣に小泉、永山という二人を迎えた。これまでも、スローライフをテーマにしたシリーズを作ってきたチームらしく、壇上もリラックスムード。小林とは同年代だという小泉はこのチームに初参加であることを聞かれると、「前からこのシリーズを観ていましたし、今までに共演をしたり、仕事をした人も多かったので、違和感を覚えず、『今までもシリーズに出ていたよ』という気持ちでやりました」とコメント。すると、もたいが「前から出ていたようだったわね。小泉さんなんてずっと仕切っていたでしょ」とちゃかすと、「(『かもめ食堂』の舞台となった)ヘルシンキからずっとね」と返すなど、すっかりこのチームになじんでいる様子。いまだに衰えないチャーミングな笑顔を見せていた。
一方、もう一人の初参加組である永山といえば、俳優の瑛太の弟としても知られているが、そこはやはりまだ21歳。これだけの先輩に囲まれているとあって、ちょっぴり緊張した面持ちで「本当にこんなすてきなキャストの皆さんの中に僕が入っていいのかと……。このシリーズはお話がある前から好きで観ていたので、大丈夫かなと心配だったんですが、どうにかという感じです」と緊張していたようだ。
本作は、京都を舞台につつましくも豊かに生きる人たちの生活を、水をキーワードに描く癒やし効果たっぷりの群像ドラマ。新鋭、松本佳奈監督がメガホンを取り、『かもめ食堂』『プール』などの小林聡美やもたいまさこ、さらには小泉今日子など実力と人気を兼ね備えた女優たちが集結。彼女たちとかかわっていく街の人にも加瀬亮や永山絢斗など個性的な面々がそろい、独特の雰囲気を持つ京都の街並みとちょっと変わった人間関係が描かれる。
映画『マザーウォーター』は10月30日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国公開