はんにゃが主演!「肉体の悪魔」の舞台公演が決定!役どころはレズの役!?
お笑いコンビ・はんにゃがオフィシャルサポーターを務める「MONO-KAKI大賞」の授賞式が24日、神保町花月にて行われ、はんにゃをはじめ、審査員の井筒和幸監督らが出席した。
吉本興業が小学館「ビッグコミックスピリッツ」、ニッポン放送「オールナイトニッポン」と手を組み、作家や脚本家を目指す金の卵の夢をサポートする同賞。シナリオ部門には1112作品、ショートストーリー部門には2018作品の作品が集まり、シナリオ部門では戸田幸宏氏の「肉体の悪魔」が、ショートストーリー部門ではお笑いユニット・キュートンのメンバーでもある高橋邦彦氏の「神様の追っかけ」がそれぞれ大賞を受賞した。
大賞を受賞した戸田氏はマイクを握ると「そんなに面白くはないです」と控えめなコメント。さらに仕事で番組のディレクターをしており、奇遇にも井筒監督と近々ロケに行くことを明かし、「井筒監督怖そうで…」と会場で後ろに立つ井筒監督をチラチラ見ては恐縮し、謙虚なキャラで会場を沸かせた。
一方、作品選考に関しては、登壇した審査員たちは各々作品に賞賛の言葉を贈った。中でも井筒監督は、大賞を受賞した「肉体の悪魔」について「ベテランが書いてるんじゃないかなって感じで読みましたね」と絶賛。「物を作るのにはライターの資質が一番問われるんですね。結局は何が書かれているか。どういうテンポでどういうセリフで書かれているか。そういう意味では非常で簡潔で、余計な事は一切書かれていない、それでも場面が見えてくる」と内容の完成度の高さに太鼓判を押した。
「肉体の悪魔」は副賞としてはんにゃ主演で「神保町花月」で公演化が発表されたが、実は同作はレズの物語。放送作家の鈴木おさむ氏は「(内容が)女教師と女の人が主演で、高校生の男の子が出るんですね。はんにゃ主演で聞いたけど、まさかはんにゃが女装?」と突っ込み、内容を知らされていなかったはんにゃの金田は「また女装!? 最近多いよね!」と慌てふためく場面も。
そんなはんにゃの二人は、最後に作品を応募したことを明かし、川島は恋愛モノ、金田は「童貞が…」と明かした時点で失笑をかっていた。