今をときめく俳優・松下優也のオーラでも勝てない!?女優の倉科カナが天然っぷりを発揮
女優の倉科カナが23日、新宿バルト9で行われた映画『ヒカリ、その先へ』の初日舞台あいさつに主演の松下優也、江原慎太郎監督と登壇し、天然発言の連発で周囲を困惑させていた。
NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」などで人気の倉科カナは、本作ではプロの写真家を目指すものの、夢を見失いそうな二十歳の女の子、きいを熱演。本格的に一眼レフカメラに触れるのは本作が初めてだったそうで、「シャッタースピードを変えるだけで色や形が変わって凄い面白かったです」と写真の魅力にはまってしまったようだ。
そんな倉科が天然っぷりを発揮したのは、司会者に撮影中の苦労を聞かれた時のこと。今回映画初主演となる松下は本人役で出演しており、「素と、演じなければならない部分とがあって苦労しました」と自分を演じるならではの苦労を告白するも、倉科は少し考えて「夏にさしかかっていたので虫よけに苦労しました」と松下の真剣な告白とは正反対に可愛くコメント。続いて撮影中に風邪をひかないようにも努力していたそうで、「私“風邪女“なので~」との言葉も飛び出し、この新語に周囲もタジタジになっていた。
さらに倉科は共演した松下の印象を聞かれると、隣に立つ松下を前に目をキラキラとさせ、「素敵だなって思っていたら、役でも素敵で、普段でも素敵で~、“超えてますね!”」と松下のカッコよさをアピールしたつもりが本人や周囲に伝わらないなど、おとぼけっぷりを発揮し場内を爆笑させていた。
本作は2008年のCDデビュー以来、俳優としても活躍中のアーティスト、松下優也が、本人役で映画初主演を果たす青春ストーリー。松下のシングル「4 Seasons」にインスパイアされた本作では、華やかな日々の裏で二十歳の普通の青年として葛藤(かっとう)する松下が、プロの写真家を目指す少女と出会い、奮起する姿を描く。
映画『ヒカリ、その先へ』は10月23日より新宿バルト9 ほか全国公開中