ジャン=リュック・ゴダール監督、アカデミー賞名誉賞授賞式の欠席を正式表明!
映画『勝手にしやがれ』『彼女について私が知っている二、三の事柄』などの名作で知られるジャン=リュック・ゴダール監督が、今年11月に行われるアカデミー賞名誉賞授賞式を欠席することが明らかになった。
ジャン=リュック・ゴダール監督出演映画『アニエスの浜辺』場面写真
ゴダール監督が受賞する名誉賞は、毎年2~3月に行われる米アカデミー賞の前に特別賞として贈られるもので、授賞式はアメリカ映画芸術科学アカデミーが主催するガヴァナーズ・アワードで行われる。当初よりゴダール監督の出席は疑問視されていたが、ここに来て、同賞側が監督の欠席を正式にアナウンスした。
欠席の理由は明かされなかったが、今年で80歳になるゴダール監督は自身の作品を出品した今年のカンヌ国際映画祭も欠席しており、このまま授賞式などの場から遠ざかるのではないかという声もあるようだ。同賞は、欠席を伝えるゴダール監督のコメントとして、同じく名誉賞を受賞する俳優のイーライ・ウォラック、アーヴィング・G・タールバーグ記念賞を受賞するフランシス・フォード・コッポラ監督への祝福の言葉も併せて発表している。授賞式には、ゴダール監督の代理が出席する予定だ。