フランシス・フォード・コッポラ監督が、ひそかに新作映画を撮影中
映画『ゴッドファーザー』や、映画『地獄の黙示録』で知られる、名匠フランシス・フォード・コッポラ監督の新作映画の撮影が始められていると、デッドライン・ニューヨークが報じた。
映画は、コッポラ監督自身の執筆した短編が原作になっており、タイトルは『Twixt Now And Sunrise / トゥイクスト・ナウ・アンド・サンライズ』(原題)となる予定で、ホラー仕立てのスリラー作品になるということだ。主演はヴァル・キルマーで、主人公であるホラー小説家を演じる。また、共演者として、ダコタ・ファニングの妹である子役のエル・ファニングと、現在はテレビ中心の活躍が多い、ローラ・ダーンの父親、ブルース・ダーン等がキャスティングされているようだが、ストーリーの詳細については多くが不明なままだ。
コッポラ監督のワイン好きは有名で、ワインの名産地、アメリカのナパバレーにワイナリーを所有しているほどだが、撮影は、そのコッポラ監督の地所でひそかに行なわれているとのこと。
コッポラ監督の作品としては、2007年の映画『コッポラの胡蝶の夢』や2009年の映画『Tetro / テトロ』(原題)があるが、今回は1992年の映画『ドラキュラ』以来となる、久々のホラーテイストの作品となる。また、一時期は大スターとして絶大な人気を持ち、俳優としての評価も高いが、近年は目立って注目されなかったヴァル・キルマーの久々の主演作として、十分な期待を寄せられる作品になるのではないだろうか。