GACKTとハリウッドに殴り込み!菅田俊「デミ・ムーアとハグした」とニンマリ!
第23回東京国際映画祭
27日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催中の第23回東京国際映画祭で、GACKTのハリウッド進出作となる映画『Bunraku』の特別上映が急きょ決まり、舞台あいさつに出演者の菅田俊、海保エミリが登壇した。
『Bunraku』はGACKTのハリウッドデビュー作で、ジョシュ・ハートネットやウディ・ハレルソン、デミ・ムーアら豪華キャストとの共演でも話題となっている。また、作品タイトルからもわかる通り、本作は日本の伝統芸能である文楽をはじめ、折り紙やゲームなど和にゆかりのある多彩な要素を盛り込んだ異色のアクション超大作。ビジュアルを重視したスタイリッシュな映画だが、アクションシーンはCGやスタントマンを一切使わないというこだわりで、GACKTの流れるようなアクションも見どころの一つとなっている。会場にはGACKTファンの女性が多数来場。日本ではマスコミですら観ていないという本作の上映は急きょ決まったため、スケジュールの都合でGACKTの来場はかなわなかったが、彼のバックバンドのメンバーが観客として来場したのを発見したファンが大きな歓声を上げるなど、本人不在であるにもかかわらず、その存在感は抜群であった。
そんな状況の中、映画『ラスト サムライ』でハリウッド映画の出演経験がある菅田はビシッとしたスーツ姿で登場。日本でも5本の指に入るほどの強面(こわもて)で怖い印象のある菅田だが、「GACKTさんじゃなくてすみません」と軽妙にあいさつをし、会場を沸かせていた。そしてデミ・ムーアとの共演について聞かれると、「デミとはハグをしました」とニンマリ。そしてGACKTファンに向かって、「ゲーム『ファイナルファンタジー』の(キャラクターの)ように美しくて、いっぺんにファンになりました。アメリカのスターにも負けていません」とGACKTの存在感を絶賛していた。
そして空手、ボクシング、テコンドーといったマーシャルアーツを特技に持つ海保は、肩を露出したピンク色のシックなドレスで登場。映画デビュー作にして、いきなりハリウッド進出を果たすというラッキーガールだが、「初めてセットに立ったのがGACKTさんとのシーンで、マックスに緊張して頭が真っ白になったんです。それでもイライラせずに一緒にセリフを練習してくれたんです。GACKTさんは王子ですね」とコメントすると会場のファンは大喜びだった。
第23回東京国際映画祭は10月31日まで、六本木ヒルズをメイン会場に開催中