オリヴァー・ストーン監督、インドで生涯功労賞を授与!
オリヴァー・ストーン監督が、インドのムンバイで行われた映画祭で生涯功労賞を授与され、賞を受け取るため現地を訪れた。
インドと言えば、ハリウッドをもしのぐ映画大国。インドのハリウッド、ボリウッドの聖地と呼ばれるムンバイは、オスカーを受賞したダニー・ボイル監督の映画『スラムドッグ$ミリオネア』でも舞台となり、ストーリーはもちろんインドという国自体も注目されたが、魅了されたのはストーン監督も例外ではなかったよう。現地でインタビューに答えたストーン監督は、「インド映画が持つ“生命力の強さ”に惹かれるよ。インド映画は、コメディからロマンスへ、そして悲劇へと、同じ映画の中で七変化をすることができる」と、その魅力についてコメント。「1994年の映画『ナチュラル・ボーン・キラーズ』では、創造力が豊かで生き生きとしたインド映画を参考にしたんだ」と、昔からインド映画に惹かれていたことを語った。さらに、「もしも素晴らしいストーリーがあるのなら、インドで映画を作ってみたい。僕にダニー・ボイル監督のような幸運が舞い込めばね。2年前にインドを舞台にした素晴らしい探偵物語があったんだが……」と、インドでの映画制作にも意欲を示した。ストーン監督は2004年の映画『アレキサンダー』の一部をインドで撮影を行っており、インド・ロケは経験済み。近い将来、ストーン監督版のエネルギッシュなインド映画が見られる日が来るかもしれない。