ギャング映画の傑作『グッドフェローズ』がTVシリーズ化
巨匠マーティン・スコセッシが監督、ロバート・デ・ニーロやジョー・ペシらをはじめとする実力派俳優たちが出演して制作され、ギャング映画の名作としていまなお人気の高い映画『グッドフェローズ』がテレビシリーズ化されることになったようだ。
デジタル・スパイによれば、本作の原作を執筆しスコセッシ監督と共同脚本も務めたニコラス・ピレッジがテレビシリーズ制作を認めたという。劇中ではレイ・リオッタが演じた実在のギャングスター、ヘンリー・ヒルの映画本編より前の人生を描く前日譚(たん)となるそうで、スコセッシ監督もこの企画にかかわるという。
ピレッジはカルチャーマガジンに「わたしもやりたがっているし、スコセッシもやりたがっている。そして製作のワーナーもやりたがっているよ」と話しており、この計画は実現しそうな様子だ。
激しい暴力シーンとテンポの良いストーリー、それに絡む俳優たちの見事な演技で彩られた素晴らしさから、根強いファンが多い本作。このニュースをと取り上げた映画サイト・ラマズスクリーンなどを見ると、オリジナル映画への思い入れの強さから反発を感じる人も多いようなのだが、果たして彼らを満足させる物語になるのか、注目したいところだ。