上戸彩に恋愛観を直撃インタビュー!「結婚しよう」の言葉に恥ずかしい…!
映画『エクリプス/トワイライト・サーガ』の日本語吹き替え版でヒロインの声を担当した上戸彩がインタビューに応じ、成宮寛貴とアフレコで共演したラブシーンの感想や、作品を通して感じた自身の恋愛観について語った。
世界的ベストセラーを映画化した『トワイライト』シリーズの第3弾で、ヴァンパイアのエドワードと禁断の恋に落ちる人間の女子高生・ベラの吹き替えに挑んだ上戸。これまで何度か吹き替えを担当していただけあって、アフレコの苦労はしなかったという。むしろ、自分のセリフよりもエドワード役の成宮寛貴のセリフにテレてしまったようで「昔からよく知っている成宮さんが、いきなり冒頭のシーンで「結婚しよう」って言うから恥ずかしくなっちゃって……」と照れくさそうに語りながらも、「成宮さんの甘い声は、意外なくらいエドワードにピッタリでした!」と大絶賛。そして、旧友でもある彼が相手役で本当に良かったと笑顔を見せた。
本作の見どころの一つが、ベラをめぐってエドワードと激しい恋愛バトルを繰り広げるオオカミ族のジェイコブとの三角関係。ファンの間ではイケメンの二人のどちらがタイプか、激論が交わされているのだが、紳士的なエドワードを草食系、ワイルドなジェイコブを肉食系と表現する上戸は、「肉食系は自分の思いをストレートにぶつけるけど、草食系はいろんなことを考え過ぎて自分を抑えてしまうところがある。やっぱり、男の人には全身全霊で守ってほしいから、行動的なジェイコブの方がステキだと思ってしまいます」と熱く語る。また、「キミを守ってみせる!」「オレは絶対にあきらめない!」など、イケメンたちがベラにささげる情熱的な愛の言葉も、『トワイライト』シリーズが世の女性たちのハートをとらえて離さないポイント。しかし、上戸の場合は「わたしは現実的に考えちゃうから、本当にそう思っているの? って疑っちゃいます(笑)」と本音をポロリ。さらに、「どんな愛の言葉よりも、相手の目の奥にあるものが大切」と自身の恋愛観を明かした。
主人公たちの恋愛模様はもちろん、ヴァンパイア族とオオカミ族が繰り広げるダイナミックなアクションや、キャラクターそれぞれを深く掘り下げたエピソードなど、多彩な要素を持つ『トワイライト』シリーズ。今回、全シリーズを観てからアフレコに臨んだという上戸は、この作品が世界中のファンから愛される理由について、「恋愛とアクションのバランスが絶妙だし、観る人によって共感するキャラが違う。誰しもが持つ愛や夢や悩みを、キャラの誰かに重ねて観ることができるからだと思う」と分析する。そんな上戸が成宮と共にアフレコで表現したベラとエドワードの「禁断の恋」の行方を、ぜひともスクリーンで確認してほしい。
映画『エクリプス/トワイライト・サーガ』は11月6日より丸の内ルーブルほか全国公開